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犬の本「犬と話しをつけるには」 多和田悟 しつけの基本になる重要な考え方が身につく一冊

犬と話しをつけるには 多和田悟コラム
犬と話しをつけるには 多和田悟
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犬のしつけには犬語の習得が近道

「犬と話しをつけるには(2006)』は犬に気持ちを伝えたい飼い主さんにぴったりの本。犬語を学ぶにはやっぱり普段から犬と会話してるネイティブスピーカーから習うのが一番です。盲導犬訓練士が教える愛犬との意思疎通の方法を覗いてみませんか?

犬と話をつけるには (文春新書)

盲導犬訓練士 多和田悟(たわだ さとる)

著者は盲導犬の魔術師という異名をもつ多和田悟さん。盲導犬クイールを育てた訓練士としても有名な方です。TVドラマではうじきつよしさん。映画「クイール」では椎名桔平さんが多和田さんの役を演じていました。「グーッド、グーッド」と言っているあの訓練士さんです。本物の多和田さんの「グッドグッド」もとっても優しいんですよ。

現在、多和田さんは日本盲導犬協会の理事を務め、国際盲導犬連盟(IGDF:International Guide Dog Federation)のアセッサー(査察員)の一人としても活躍されています。日本で盲導犬の訓練法が確立してない時代から、現在の盲導犬の基礎を築いた凄い方なんです。

盲導犬のことを知りたい人は静岡県の富士宮市の「富士ハーネス」がおすすめ!常時見学が出来る日本で唯一の盲導犬訓練施設です。

犬も人間も楽しくなる犬のしつけのお話

この本に書かれているのは「犬語の正しい話し方」。犬にわかるコミュニケーション方法を知っていれば、飼い主が犬に「してほしいこと」や「してほしくないこと」を正しく伝えられるようになります。

YESで教える多和田さんのしつけ法は、犬を思いっきり楽しませることから始まります。犬は楽しませてくれる人が好き。そんな人と一緒にいたい。叱る教えから褒める教えへの変換。「グッド、グッド」と褒められることに喜びを感じられる犬は自ずと人の声に耳を傾けます。
犬を飼い始めた人。犬のしつけでお悩みの方。特に叱っても言うことを聞いてくれないワンコの飼い主さんに役立つ内容でいっぱいです。

人と犬の違いを知って犬に分かる方法で伝える

第一章は「犬を知るための5つの法則」は多和田さんの体験談とイヌの行動学がベースのお話。同じ内容を動物行動学の専門書で読んだら大変ですが、やさしく解説してくれてますのでサラっと読めます。

盲導犬について知りたい人にもおすすめ

多和田さんは日本の盲導犬の第一人者。盲導犬に興味のある方にもおすすめです。

生まれてから何度も飼い主が変わる盲導犬。そのお仕事は視覚障碍者さんたちの命を預かる大変な任務。最近は「盲導犬って可哀そう」という意見もよく目にするようになりましたね。

でも、多和田さんに育てられた250匹以上の盲導犬はきっと幸せ。街で楽しそうに尻尾をフリフリしながら道案内をする盲導犬を見かけたら多和田さんの息のかかった子たちかもしれません。この本を読むと皆さんの盲導犬に対するイメージが良い方に変わりますよ。盲導犬はお仕事を楽しんでるんです。

あわせて読みたい犬の本「人イヌにあう」

著者はオーストリアの動物行動学者コンラート・ローレンツ。ノーベル賞受賞者。多和田さんの「犬と話しをつけるには」の中ではコンラート・ローレンツの「ソロモンの指輪」が紹介されてます。犬に関しては「人イヌにあう」を読むと多和田さんの本への理解も一層深まると思います。犬好きさん、猫好きさんにもオススメの一冊。

人イヌにあう (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)