「令和」という元号には「人々が美しく心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味が込められてるって安倍総理が言ってたね。
「厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように、一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたい」って。
日本人にとって「和」という言葉はやっぱり特別な意味が込められてるね。聖徳太子の時代から「和を以て貴しとなす(わをもってとうとしとなす)」って言うじゃない。「和のこころ、和の精神」。
“Harmoney(調和)”でも”Peace(平和)”でもないよ。それだけじゃ言い表せないもの。
コペリはね、和の本質は「ひとりじゃないよ」っていう人が人でいるための根本原理だと思ってます。
空の上に想像力を膨らませれば、この宇宙は無生物ばかり。私たちは小さな星の上で身を寄せ合って暮らしてる貴重な貴重な生き物だね。みんなつながってる。
温和で柔和で和気あいあいな暮らしが理想だけど、人間社会は色々あるからなかなかうまくいかないものだよね。いつか色んな不和も和解して、みんなで花咲く世界になったらいいなぁ。
元気な時には感謝して、病気の時でも感謝の気持ちを忘れずに。何があっても心だけはいつも自由で、いつも和らかでありたいと願うチワワと平成最後の春。