ホウ酸水ケア歴20年!犬の涙やけ対策

犬の涙やけケアはホウ酸水とフード選びが基本コラム
犬の涙やけケアはホウ酸水とフード選びが基本
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「涙やけ(流涙症)」と「Tear Stains(涙よごれ)」の対策の違い

涙が流れ続けてしまう症状(流涙症)そのものは原因が多岐にわたるので、流涙症の対策のためには専門家である獣医師さんに相談して根本的な原因を明らかにすることが大切です。涙やけを起こす原因の中には健康面の問題が隠されている場合があります。気になる症状があれば獣医師に相談してその可能性を排除してから、ホウ酸水ケアをはじめましょう。

獣医師に相談した方がいい涙やけ

「栄養や健康上の問題」「生活環境」「ストレス」「生まれつきの目の形」「涙管の閉塞」「目の病気」「逆さまつげ」「目の形状による刺激」「目、鼻、耳、口等の細菌感染」「アレルギー」などが涙やけに関係している可能性があります。

この内、栄養相談やアレルギー、感染症、目の形成不全、涙管の閉塞などは獣医師に相談することで根本的な解決が期待できます。過剰な涙が止まれば涙やけ(涙よごれ)も自然に改善されます。この場合、ホウ酸水ケアはほとんど必要ないかもしれません。

愛犬の美容と衛生のためのホウ酸水ケア

小型犬や目が大きい犬種。マズルの短い犬種の子には生まれつき涙が流れやすい子がいます。健康に問題がなくても涙腺が圧迫されやすかったりするだけで涙が流れてしまいます。

健康な犬でも、涙やけを放置すると衛生面でも好ましくありませんし、見た目にも不潔な印象を与えてしまいますので美容と衛生の観点からケアが必要だと思います。

涙の成分には鉄分が含まれています。涙をそのままにしておくと酸化と腐敗によって色素が沈着しますが、一度錆びのように染みついてしまうと簡単には洗い流せません。汚れた毛を切り取って石鹸で洗っても洗い落とせないほどです。

細菌の繁殖も問題です。濡れたままの目やにや涙汚れやは細菌の温床になります。独特の嫌な臭いの元は腐敗臭です。放置してしまうと細菌が増えて目や皮膚を傷めたり感染症の原因にもなってしまいます。また目の周囲に違和感がある状態は愛犬のストレスにも繋がります。ストレスは愛犬の様々な体調不良に発展する恐れがあり涙やけの対策としても悪循環を引き起こしかねません。ここで役立つのがホウ酸水の殺菌作用と防腐作用です。

ホウ酸水の殺菌作用と防腐作用

涙やけ(涙汚れ)を対策するのにはホウ酸の殺菌作用と防腐作用が重要です。涙には鉄分が含まれているので、放置すると錆びのようなとても汚れの落としにくい成分に変質します。これには腐敗(細菌の繁殖)と関りがあるのではないかと考えています。人間の汗を想像するとイメージしやすいですね。放置した汗は黄色く変色したり悪臭を放ったりします。細菌によって汗の成分が変化したからです。

涙やけ対策で大事なのは涙が変質して沈着するまでに拭き取ること。ホウ酸水を使うことで細菌の繁殖を防ぎ涙の腐敗を抑えることができます。

ホウ酸水ケアのメリット

ホウ酸水はコスト的にも安い

材料はホウ酸と精製水のみ。市販の涙やけ洗浄剤に比べてもかなり安価で作ることができます。

ホウ酸水は作るのが簡単

ホウ酸をお湯で溶かして冷ますだけ。

ホウ酸水は使い方が簡単

コットンに浸して涙で汚れた毛を拭き取るだけ。

ホウ酸水の安全性

安全な範囲の使用量であれば毒性は強くありません。

ホウ酸水ケアで目の周りの衛生を保つメリット

私が獣医師の勧めでホウ酸水ケアをはじめたきっかけは愛犬の目の不調でした。繰り返す「ものもらい(めばちこ)、マイボーム腺の炎症・梗塞」や「目のかゆみ」と「充血」です。

目の色々な不調のうち、原因として細菌が悪影響を及ぼしてるものがあります。殺菌力のあるホウ酸水ケアで対抗できることをこのとき知りました。

人間でも「ものもらい(めばちこ)」の原因に、まぶた周辺の不衛生が関わっていることが少なくありません。メイクの汚れで分泌腺が塞れたままになると、そこに細菌が感染して炎症を起こします。夏場は汗。夏バテで抵抗力が失われるとリスクが高まります。

人も犬も、目の周囲の衛生を保つことには大きな意味があります。犬の場合は涙。涙焼け、目やにや涙汚れを放置すれば細菌が繁殖します。当然、目の不調に関わって来てしまうのです。

コペリと「ものもらい(めばちこ)」

コペリも涙のとても多い目の大きなチワワです。色々な刺激で目がいつもウルウルしてしまいます。ホウ酸水ケアをしていなければ涙焼けも本来は酷い状態になります。

0歳~2歳までにコペリは2度、まぶたの炎症を起こしました。なりやすい体質もあると思いますが、その時の原因は涙汚れの放置だったと私自身は自覚しています。涙焼けのケアを分かりやすくサボってしまったんです。

ホウ酸水ケアを定期的にしている間は、ものもらいゼロ。サボりつづけてしまうと、コペリはまぶたの炎症のほかに、目をかゆがったり、白目が充血したりしやすくなります。

人間なら目の周りを綺麗にすることも、ホットアイマスクをしてマイボーム腺の詰まりを日常から予防することも比較的簡単にできますが、犬に洗顔やホットマスクは難しいところがありますね。

そこで登場するのがホウ酸水。最低限の目のケアだと思います。チョンチョンとつけるだけで細菌の繁殖はやんわり抑えられます。

目やに・涙汚れと細菌の繁殖

愛犬の涙は流れたばかりならほとんど匂いがありません。ところが目やにや涙よごれを指にとって匂いを嗅ぐと「いやな臭い」がしませんか。原因は雑菌による腐敗です。いったいどれだけの雑菌が繁殖しているのか…。想像できる方はすでに何らかの目の周りのケアを行っていると思いますが「あんまり考えてなかったなぁ」という方は、一度チェックしてみることをお勧めします。

例えば、日本の高温多湿の夏などには、雑菌が犬の目だけではなく、人間の健康にも悪影響を及ぼしかねないということも心の片隅にとめておきましょう。