【犬の熱中症】9月まで油断禁物。食欲不振・体調不良のワンコ増加傾向

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9月までは犬の熱中症対策に油断は禁物

最悪の暑さから半月が経過。人間が暑さに慣れてしまうこの時期の油断が犬には大敵。犬にとってはまだまだ厳しい暑さが続いています。お散歩の基本は早朝か夜間に短時間。日中は涼しい部屋でよく休ませてあげることが大切です。

TwitterやInstagram、その他SNSやブログ上に熱中症・夏バテが疑われる体調不良の投稿が増加。みなさんが想像しているよりも多いと思います。

『食欲不振』『下痢・嘔吐・軟便』『元気がない』『ずっと寝ている』『散歩に行きたがらない』『歩きが遅い』『苦しそう』もしもこんな症状があれば暑さ対策を再チェックし、必要があれば迷わず動物病院の獣医師に相談しましょう。

2018年 観測史上最悪の暑い夏

熊谷市(埼玉)で41.1度の史上最高気温を記録したのが先月の7月23日のことでした。総務省消防庁によると先月7月に熱中症で救急搬送された人数は全国で5万2819人。亡くなった方は124人。早くから熱中症を警戒していた日本でさえ、こんなにも多くの方が犠牲になってしまいました。

-犬にも危険な暑さ「チワワの熱中症」も厳戒態勢-

人間でも無理な活動や少しの油断でこのような状況になります。言葉を話せない犬たちはどうでしょうか。先月に亡くなった犬の数は私たちの想像より遥かに多いかもしれません。毎日通りかかるペット霊園の火葬場。通常ならほとんど空車の駐車場に連日何台もの車がとまっています。お墓参り側ではなく火葬場に。人を守れるのは人。犬を守れるのも人です。

【慣れに注意】犬には8月~9月も暑さに注意が必要

最悪の暑さのピークから半月、徐々に落ちる気温に世間では『涼しくなった』の声を耳にするようになりました。犬を飼っている人はここで注意が必要。暑さに慣れてきた人間は勘違いしてしまいがちです。人間は環境の変化に対して地球上最高の適応力を持った哺乳類。

暑熱馴化(しょねつじゅんか)と言い、発汗できる人間は犬より早く体が暑さに慣れてきます。エアコンや給水、ミネラルの補給、活動の管理。人は知恵を働かせて自ら熱中症の対策を行うことができますが、人に飼われる犬たちは人間に従って生活することしかできません。犬たちはとても我慢強いですし、飼い主さんを信じていますから、人間が犬の体調を気遣ってあげないと無理をしてしまいます。

犬との夏のお散歩には25度以下を基準に考える

夏は25度以下を基準にすると比較的安全に犬とお散歩をすることができます。大事なのは天気予報の25度以下ではないということ。気温の25度と犬たちが環境から実際に受ける温度は違います。今年の夏は深夜であっても無理なお散歩を避けるべき地域がほとんどでした。

×『気温が28度になって、だいぶ涼しくなりましたね』
〇『まだ28度もある、犬の体高の温度はもっと高いから気を付けよう』

夏に犬の散歩をするなら早朝に短時間がベスト

夏の散歩に適しているのは早朝、できれば日の出頃です。夕方~夜間の散歩は場所によっては熱中症の危険が伴います。直射日光に焼かれたアスファルトは日没後も長時間放熱しつづけています。直接手で触れると太陽が沈み切った後の路面でもかなりの温度になっていることがわかります。体高の低い犬たちは裸足でこの熱を受けながらお散歩することになります。空気の温度を基準にした気温よりも高いことを意識しておくことが大切です。

うちの犬は大丈夫と思わずにもう一度チェックする

犬が本当に大好きでInstagramやTwitterなどに投稿された皆さんの愛犬もたくさん見させていただいています。投稿が1だったら閲覧が5万ぐらい。コメントも交流も追いつかないぐらい今は見る専門。家族に犬バカと言われても皆の犬を見てるのが楽しくて「この時代はしあわせだな」なんて思っています。

そんな風に眺めているから、この暑すぎる夏の犬たちに心配な子もたくさんいるんです。

いつも元気いっぱいで、お散歩に旅行にアクティブだったあの子。ご近所のアイドル的な存在になってるあの子。食べるの大好きでグルメなあの子。いたずらっ子なあの子。

夏後半に入り、特に路面の熱を受けやすい小型犬。シニア犬に心配な子が増えてきています。

「ご飯ぜんぜん食べない」「元気ない」「歩くのしんどそう」「やっぱり暑すぎたのかな?」

『心配だよ』『早く元気になってほしい』と私も遠くから一緒に応援したい気持ちでいます。

ちょっとした油断が原因

調子を崩した子の傾向としては「早朝の散歩をいつもより遅く出発」「夜・夕方の散歩を早めに出発」「ストレス解消のために散歩の時間を長めにした」が多かった。

本当は通常の夏でも9月ぐらいまでは高温を警戒しなくてはいけません。8月から9月にかけて人間でも熱中症で緊急搬送される人が毎年います。数は少なくなってきますが、人間より暑さに弱い犬たちにとっては十分な配慮が必要とされます。

夏後半の今、症状としては、急な熱中症の症状よりも徐々にくる夏バテのような症状が目立ちます。犬は我慢強く言葉も口にできないのでとても気が付きにくいものです。

予防のためには早めの気づきが何より大事。まだまだ暑いのに「涼しくなってきた」と錯覚してしまう。犬たちの元気いっぱいの姿とお散歩のおねだりについつい応えてしまう。

あともう少しの我慢で涼しくなってきます。今年の暑い夏は今しばらくの辛抱ですので人も犬も健康第一でお過ごしください。