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空腹による犬の黄色い嘔吐は「食事回数だけで治る」

犬の健康
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愛犬が「黄色」や「緑色」の物を吐いた。はじめて見た飼い主さんは心配してしまいますよね。何か重い病気なのかもって。

それ実は…「胆汁嘔吐症候群」と言う病気です…。なんて症状の正式名で聞くとドキっとしてしまいますよね。

ご安心ください!

犬が吐いてしまう原因は色々ですが「黄色」と「緑色」はほとんど大丈夫。なぜならその原因は「お腹が空きすぎた」だけなんですから。犬にはよくある自然な反応です。

気になる方はチェックしてみましょう。

黄色い嘔吐は元気な胃袋の消化液

犬の中にはお腹が空いただけで吐いてしまう子がいます。お腹が空きすぎると空っぽの胃袋に胆汁が分泌されてしまうからです。胃の中に食べ物が状態で胆汁が分泌されると胃袋を刺激して吐いてしまうんです。

空腹による嘔吐の見分け方

空腹で吐いた物の色は「黄色」や「緑色」

まずは吐いた物の色で判断します。空腹によって嘔吐した物は「黄色」や「緑色」っぽい色をしています。白く泡立っていることもあります。

ピンクや赤の場合は要注意。血液由来のことがあるので動物病院に相談してください。

吐いた物の中に食べ物や固形物がない

空腹による黄色い嘔吐は「お腹が空っぽ」の状態で起こります。黄色い液体だけのものを吐いてる場合は心配無用な胆汁嘔吐症候群の場合が多いです。

元気で食欲もある

嘔吐した後に食べ物を与えてみてください。胆汁嘔吐症候群は空腹によって嘔吐してしまっているだけなので、もちろん元気に食べてくれるはずです。

吐くのは空腹時の黄色い液体だけで、食べたものは吐かないというのも空腹による嘔吐の特徴です。

犬が黄色い嘔吐をするタイミングは食事と食事の間

犬が吐いてしまう時間帯はいつですか? きっと夜中や朝方、または食事の前が多いはずです。お腹が空きすぎてしまった時に、空っぽの胃袋から胃液が逆流してしまいます。

次をチェックしてください。空腹による嘔吐だった場合には症状はすぐに治せます。

空腹による黄色い嘔吐を止めるには

黄色い嘔吐の対策には愛犬の食事回数を増やします。

犬の嘔吐の原因は様々ですが、食事の回数を増やしただけでピタリと止まるのは「空腹による黄色い嘔吐の特徴」です

もしこれで止まらなかった場合は、ネットやペットショップではなく動物病院を頼ってください。愛犬の健康を守る獣医師さんは正しい知識と経験から愛犬にピッタリな方法を一緒に探してくれます。

食事を与える時間と回数の調整

1回だけだった食事を2回に、2回を3回に。これだけであっという間に黄色い嘔吐は止まります。

給与量はいつも通り。いつもの1日分のフード量のまま食事と食事の間隔を短くしてあげてください

それが難しい場合は、食事の時間を調整してあげてください。要は空腹になる間隔をできるだけ短くしてあげることです。おやつや間食を与えることにも効果がありますよ。

動物病院の受診が必要な嘔吐

お腹が空いた時の嘔吐が、必ず胆汁嘔吐症候群とは限りません。見分けるためにも食事間隔の調整はすぐに行ってください。嘔吐の症状が続いたり、食欲が落ちて元気がなくなったりする場合はなるべく早く獣医師さんに相談してください。

それまで胃液を吐くようなことはなかったのに、苦しそうに続けて嘔吐するような場合には何か他に原因があります。飼い主が気づかない間に誤飲誤食をしていたり、すぐに治療が必要な病気が隠れている場合があります。