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今日からはじめる犬の熱中症対策

コラム
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こんにちは、コペリのパパです。飼い主1号になりました。

今年も本格的な夏を前にもう既に暑いですね。過去2年のこの時期の暑さも最悪でしたが、今年も例年よりも暑くなるという予想が出てます。ただでさえ暑いのにコロナ対策のマスクが加わりますから熱中症にはくれぐれもご注意を。特に自粛生活の影響でまだ体が暑さに慣れてないという方は無理は禁物。病中病後の皆さんも今年の暑さにもくれぐれもご注意ください。

その点では犬たちも同じ。そろそろ本格的な熱中症対策を考えるべき時期になりましたね。

犬の熱中症対策

犬は人間よりも暑さに弱い動物。汗を欠くことができず、家族が気を配らなければ自分で涼しい場所へ移動することもできません。現代社会で愛犬を守れるのは飼い主だけです。

犬の熱中症対策の基本は「暑すぎる環境に犬を置かない連れ出さない」こと。

気温だけに囚われず、直射日光、照り返し、コンクリートやアスファルトの地表の温度など犬に熱を加えるあらゆるものに気をつける必要がある。

気温を確認、直射日光に注意、地面に手を触れて温度のチェック。水分補給を欠かさず、日々の栄養摂取と十分な休養。分かっているのに、その時には油断してしまうのが熱中症の怖いところです。

世には犬が熱中症になりかけた場合の対策情報が多いですが、発症させないことが最優先。熱中症で動物病院に駆け込んだ犬のおよそ半数が命を落としてます

「短時間だから大丈夫だろう」という発想は捨てる

うっかりすると非常に危険なのが時間の考え方。

「たった5分、暑い路上を歩いただけ」「たった5分だけ車内で留守番」。条件が揃ってしまうと短時間で犬は熱中症を発症して生命の危険にさらされます。暑かった昨年、一昨年はこの短時間の犠牲が非常に多かったと聞いてます。

しかもこの時期です。梅雨入り前の今が一番油断しやすい時期なのかもしれませんね。

いざという時にあると便利な犬の熱中症対策グッズ

愛犬に熱中症らしき症状が現れた場合に飼い主がすぐにしなくてはならないのは体温を適温まで下げることです。手持ちが何もなければ出来るだけ涼しくし、可能な限り早く動物病院へ。熱中症が進行すると自分で体温を下げることができなくなるので、動物病院に到着するまでも平熱を保てるよう冷やし続けることも大事です。

熱中症を引き起こす前に持っていたいのは「水」です。日陰や涼しい場所に移動し、水で被毛を濡らしながら団扇や扇子などで風を送れば体温を素早く下げることができます。

暑すぎる日には「お水にポーン!」もありです。

パンティング(はぁはぁ呼吸)があっという間に止まりますよ。

暑さ対策用クーラーボックス

暑い日に愛犬と車で出かけるならクーラーボックスを積んでおくと熱中症対策として便利です。外出先で熱中症になりかけた時に保冷剤は強力な味方になります。凍らせたペットボトルの水は飲み水にもなり、緊急時には犬の体温を下げるのにも役立ちます。

直接犬の体に水をかけるなら冷たすぎる水より常温の水。冷水はタオルやハンカチなどに浸すと使いやすいです。

クーラーボックスは何でもいいんですけど、最近はアウトドアブランドから安価で高性能、かつお洒落な製品が出回っているので、おひとつ夏対策に用意するのをオススメします。

小型の物でも夏場は重宝しますよ。

おわりに

【人間】過去2年(5月~9月)の熱中症、救急搬送者数

消防庁データによると、熱中症による救急搬送者数は、例年の5万人程度から2018年(5月~9月)は9万5073人(過去最多)、2019年も71,317 人という具合に跳ね上がりました。人も酷い状況でしたが、獣医師の話によると犬たちの熱中症も悲惨な状況だったそうです。

2020年も間もなく梅雨が訪れいよいよ夏の到来。今年は今のところコロナで散々ですが、日本においては熱中症もコロナに負けず劣らずの脅威の一つです。

対策さえ怠らなければ熱中症は確実に防ぐことができます。面倒なことを一つ一つ乗り切りながら日本の夏を楽しみましょう。