PR

もう迷わない!犬好きさんの定番「犬用シャンプー7選」

犬の健康
この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

ペットショップや通販でズラリと並ぶ犬用のシャンプー。低刺激シャンプーに薬用シャンプー、トリマーさん御用達の美容系シャンプーなど、種類がとても多いのでどれを選べばよいか迷いますね。そこで今回は、人気ランキングから上位の犬用シャンプーを調査してみました。

犬用シャンプーの選び方

良い犬用シャンプーとは愛犬の「カラダ、皮膚、被毛」に優しい製品です。人間用のシャンプーは犬には刺激が強すぎます。犬の皮膚と被毛のために作られた犬専用のシャンプーを選びます。

どうして犬用シャンプーが必要なの?

 

犬の皮膚は薄く、人間の肌の3分の1ほどの厚さしかないといわれいます。また人間の肌は弱酸性ですが、犬は中性から弱アルカリ性に近い肌をもっています。

人間用のシャンプーを犬に使用すると、pH値の差から皮膚への刺激が強すぎてしまいます。肌荒れやフケなど皮膚トラブルの原因になるので犬には犬用のシャンプーが必要です。

市販の犬用シャンプーには皮膚と被毛の汚れを落とす他、殺菌、保湿、消臭など様々な目的をもった製品があります。目的に合ったシャンプー選びが大事です。

【美容系】犬用シャンプー

美容系の犬用シャンプーは、被毛の汚れをすっきり落とし、被毛に美しさを与える目的で作られた製品です。しっとり艶やかな毛並み、フワフワ感のある毛ざわり、ハリ・コシのある健康的な被毛。色々なタイプがありますが、毛並みの仕上がりに加えて心地よい香りも大事なポイント。

A.P.D.C. ティーツリーシャンプー

人気急上昇の「A.P.D.C. ティーツリーシャンプー」。犬メディアにもよく取り上げられていて有名ですね。口コミの評判も「仕上がりがフワフワ」「しっとり艶々」「泡切れよし」など高評価が目立ちます。シャンプーに合わせて「ティーツリーコンディショナー」を使うと良いらしいです。

コンディショナーには被毛や皮膚の保湿成分として「紅藻エキス」や「植物性ヒアルロン酸」を配合。ドライヤーで乾かした後のナチュラルなティーツリーの香りも好きな人には人気の理由ですね。

LION クイック&リッチ トリートメントインシャンプー

THE定番!という感じのライオンさんの「クイック&リッチ トリートメントインシャンプー」。特に肌に問題もなく元気なワンコは迷ったらコレがいいです。

注目ポイントは「乾くのが早い」ところ。水をはじく毛質の子ならブルブルとタオルドライで半分ぐらい乾いてしまうイメージ。ちょっと大げさ?ホントだもんね。ドライヤーが早くなります。

お値段はお手ごろなのに洗いあがりの手ざわりはサラサラ。気持ちいい犬用シャンプーですよ。香りは「リフレッシュサボン」と「フォレストグリーン」の2種類。香りが強めなので、石鹸の香りの方がおすすめかも。

同じくクイック&リッチの「ブラッシングトリートメント」を使うと冬場は静電気対策ができます。抜け毛時期には抜け毛の飛散が防げますし、櫛通りも良くなるのでトリートメントもおすすめ。

DHC ビューティドックリンスインシャンプーQ10

スキンケアのDHCがプロデュースしている「ビューティドックリンスインシャンプーQ10」。注目ポイントは保湿成分。コエンザイムQ10やオリーブバージンオイルの保湿成分がうるおいを保ちます。

洗いあがりのツヤ、サラサラ感、ふわふわ感はさすがDHCという感じです。この価格帯の犬用シャンプーの中では本当に優秀です。香りもほどよいです。

時間をかけてよく調べてみるとやっぱり毛足の長い犬種に人気なんです。愛用者には「トイプードル、パピヨン、ロングコートチワワ、マルチーズ、ヨークシャーテリア、ポメラニアン、ミニチュアシュナウザー」の飼い主さんが多いです。

きっとみんなも注目してるのは「静電気抑制」ですよ。乾燥の季節、毛足の長い犬たちにとって静電気は大敵ですよね。ブラッシング中も毛が絡まりやすいし犬にもストレスになります。被毛が保湿されていると毛の絡みもパチパチも少し和らぎますね。

乾燥の季節におすすめしたいのが「ビューティドックリンスインシャンプーQ10」です。

低刺激 犬用シャンプー

毎日でも安心して洗える低刺激な犬用シャンプーがあります。

LION ペットキレイ 毎日でも洗える リンスインシャンプー

商品名通り、毎日でも洗える低刺激にこだわったライオンさんの犬用シャンプーです。毎日、外散歩をする室内犬の飼い主さんには、散歩の旅に毎日でもシャンプーしてあげたいという方もいらっしゃるはずです。
雨の日に泥水で濡れた日や、砂ぼこり、土ぼこりのドッグラン、自然の中で思いっきり走り回った日。そんな日にはシャンプーしたばかりでも毎日洗ってあげたいです。

そんな時に「ペットキレイ 毎日でも洗える リンスインシャンプー」が一本あれば、肌への刺激を気にせず安心して愛犬をお風呂に入れてあげられます。

子犬用シャンプー

子犬が初めてシャンプーできるのは、ワクチン接種が終えた3か月頃からです。子犬の肌はデリケートなので選ぶのは低刺激なシャンプーです。

LION ペットキレイ 顔まわりも洗える 泡リンスインシャンプー 子犬・子猫用

低刺激タイプの子犬用シャンプー。子猫にも使えます。シャンプーが泡状で出てくるので、泡立てずにそのまますぐ使えます。まだ被毛の生えそろわない小さな子犬の体でシャンプーを泡立てるのは大変ですから、こういう泡状タイプが使いやすいですね。敏感肌の子で大きくなってもこれを使ってる子がいますよ。

【薬用】犬用シャンプー(動物用医薬部外品)

薬用シャンプーは動物のために用いる医薬部外品「動物用医薬部外品」として農林水産省から承認を得た製品です。愛犬の皮膚や被毛にトラブルを抱えている方に選ばれてます。

殺菌・抗菌性・抗真菌性・抗脂漏性抗菌性・角質溶解性・保湿性など目的に違いがあります。通販ランキングでは「殺菌成分入りの薬用シャンプー」が上位入りしてました。

愛犬の皮膚や行動(舐める・掻く)に異変があった時にはまず動物病院の診断が必要です。獣医師に皮膚トラブルの原因を突き止めてもらってから、症状に合った薬用シャンプーを選ぶのがおすすめです。動物病院から処方されてリピートされてる方も多いです。

フジタ製薬 薬用酢酸クロルヘキシジンシャンプー

殺菌成分の酢酸クロルヘキシジンを主成分とする犬用殺菌シャンプーです。猫用にも使えます。
殺菌・消臭効果で皮膚を清潔に保ちつつ敏感な犬の肌をやさしく洗浄。殺菌目的のシャンプーにコンディショナー成分を配合してくれてるのは嬉しいですね。その他、犬の肌や飼い主さんの肌荒れ、手荒れにも配慮されているそうです。愛犬の皮膚にはうるおいも与えます。

ノルバサンシャンプー

Amazonでベストセラーになっている薬用シャンプーです。こちらも成分は酢酸クロルヘキシジン。同じく殺菌成分にコンディショナー成分も配合されています。薬用シャンプーでイメージするイヤな香りは無いらしいです。仕上がりもふんわり絡まずで好評でした。尿汚れや雑菌由来の臭い対策にも良さそうです。

おすすめのシャンプー方法

 

肌の弱い愛犬のためにしていた、おすすめのシャンプー方法です。シャンプー後に痒がる子には肌への優しさが違ってくるのでおすすめです。

1 シャンプー前の準備

(1)ブラッシング

最初に必ず行うのはブラッシングです。毛束を1本1本バラしておくことで被毛をむらなく洗い上げることができます。

美容の観点からは毛のもつれと仕上がりが注目されますが、食物アレルギーやアトピーで傷ついた肌にはシャンプーのすすぎ残しが大敵です。ブラッシングをしておくことで洗い流しが楽になるので、シャンプー液の残留を減らすことができます。

その他のメリットとしては、乾かす時間も短くなります。

(2)事前にシャンプーを泡立ておく

洗面器に1回分のシャンプー液を入れて、あらかじめ泡を作ってしまいます。小さなチワワサイズの犬なら大きめの洗面器1杯で全身洗えるので効率的です。

犬を濡らしてから直接シャンプーを体につけると、皮膚に高濃度のシャンプーが直接皮膚に流れ込んでしまいますが、デリケートな犬の皮膚には原液の直撃は避けるべきです。

泡状にしたシャンプーを使って表層の被毛からやさしく洗います。

(3)最初はぬるま湯→シャンプー

お湯の温度は少しぬるめの37~38度ぐらいが適温です。被毛と地肌を濡らしながら、お湯で流せるほこりや砂をしっかり流します。

よく流せたらシャンプー開始。シャンプーは2度洗いすると効果的です。

1度目は被毛のオイリーな汚れを洗い流します。最初の1回は被毛に脂分が付着しているので泡立ちが悪いです。被毛全体にシャンプーの泡を馴染ませたらマッサージのように優しく揉みこんでサっと洗い流します。

2度目のシャンプーで皮膚を洗浄します。決して人間の頭皮を洗うようにゴシゴシはせず、指の腹で優しく皮膚をマッサージするように洗います。

(4)一番大事な洗い流し

シャンプー後の残留物が犬の皮膚病の大敵です。上から下へ順番に、シャンプー液の残留がないように念入りに流します。目の周り、耳回り、おなか、脇の下、おまたの周辺は特にすすぎ残しに気を付けたい所。

犬のシャンプーの注意点

通常、犬の被毛の脂は72時間(3日)ほどで元に戻ります。

脂の落としすぎによる皮膚の過剰な乾燥は怖いですが、逆に汚れすぎた状態も雑菌によるトラブルや臭いの原因になります。

シャンプー頻度は皮膚の状態を見守りながら、愛犬の体調に合わせて調整しましょう。

またシャンプーの際には爪を立てないこと。
シャンプー液やコンディショナーをしっかり洗い流すこと。

犬の皮膚は人間の肌よりもずっと弱いという意識をもって、愛犬のカラダを綺麗に保ってあげたいものです。

まとめ

最近の犬の研究を見ていると、犬は月1回のシャンプーでは衛生を保てていないようです。犬のシャンプーは月1回という常識はきっとこれから変わります。

「トリミングの月1回のシャンプーでは必ずしも犬の衛生は保てない」

犬の皮膚は中性からアルカリ性ですが、洗わないでいるとpH値はさらにアルカリ性に向います。アルカリ性に進むと雑菌が繁殖しやすい環境が出来上がるんです。

シャンプー後、洗浄された犬の皮脂は3日(72時間)で元に戻ります。皮脂は時間と共に酸化したり雑菌により劣化します。犬臭さが現れるのも雑菌と皮脂の劣化が原因ですね。

劣化した皮脂や排泄物の汚れなどが蓄積すれば、免疫力の低下した犬たちは簡単に皮膚病を発症してしまいます。これは日頃のシャンプーで清潔な状態を保つだけで予防できるはずです。

今回紹介したシャンプーのメーカーさんの中にLION(ライオン)がありますが、ライオンさんでは「10日〜2週間に1回」のシャンプーを推奨しています。

皮脂の劣化や汚れの蓄積を考えると「10日~14日間」というのはちょうどいいと思いますね。室内犬であっても10日に1度ぐらいは自宅シャンプーをしてあげると清潔で快適な愛犬との暮らしを保てると思います。

そのためにも刺激の少ないいつも安心して使える犬専用のシャンプーが必要なんですね。

ちなみにチワワのコペリのシャンプーは多いときで「週に2~3回」です。